みなさんは、世界一貧しい大統領を知っていますか?
先日、Mr.サンデーで取り上げられ、話題になりました。

ネット上では、「この大統領いいこと言いすぎ、泣ける」との声が
多数上がり、”世界一貧しい大統領”の言葉に魅了された人が続出しました。

人々を感動させた、”世界一貧しい大統領”とは
一体どのような人物なのでしょうか。

今回は、”世界一貧しい大統領”の生き様に迫ってみたいと思います。

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1. 世界一貧しい大統領のプロフィール

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ
(José Alberto Mujica Cordano)
1935年5月20日生まれ
世界一貧しい大統領
ウルグアイ、モンテビデオの貧困家庭に生まれる。
家畜の世話や花売りなどで家計を助けながら育つ。
1960年代に入ると極左都市ゲリラ組織ツパマロスに加入し、
ゲリラ活動に従事する。
その中で、6発の銃弾を受け、4度の逮捕と2度の脱獄を経験。
1972年の逮捕時には、軍事政権が終わるまで13年近く収監され、
軍事政権側の人質として扱われていた。
出所後ゲリラ仲間と左派政治団体を結成し、
1995年の下院議員選挙で初当選する。
2005年には農牧水産相として初入閣。
そして、2009年度の大統領選挙戦で見事勝利し、
2010年3月1日より2015年2月末まで、第40代大統領を務めた。

。。。と、まぁ、すごいドラマティックな経歴を持つ、
“世界一貧しい大統領”こと、ムヒカ元大統領。

現在は、国民に惜しまれながら大統領の座を去っています。
遅ればせながら、私もMr.サンデーで知りました。

15分以上の特集だったと思いますが、
彼の一言一言が深くて重くて、とても感動的でした。

そこで、より多くの方に知ってもらいたく、
彼のことを深く調べてみました。

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2. 世界一貧しい大統領の生活スタイルは庶民的!?

ムヒカ大統領

一国の大統領ともなれば、大統領官邸に住み、
ハイソな生活をするイメージを抱きますよね。

ですが、ムヒカ元大統領は、
ごく普通の一般人と同じような生活スタイルで暮らしています。

モンテビデオ郊外の質素な農場に妻と住み、菊を栽培して、
つつましやかな生活を送っているのです。

収入は、大半を寄付しているため生活費は1000ドル(約10万円)ほどだそうです。
また、個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみなのだとか。

これは、ムヒカ元大統領が、
“国を治める大統領は国民の生活を分かっていなければいけない”(3の項目を参照してください)、
との価値観から、一般的な国民と同じ生活水準で生活しているそうなのです。

確かに大統領は、その国の平均を知らなければいけませんよね。
どこの国も裕福な人は一握りしかいませんし。
そうしなければ、上手に国を治めることなど不可能ですからね。

ムヒカ元大統領は、過去5年間に慈善事業に自己資金55万ドルを投じていました。
その使い道は、貧困者用居住施設の建設や政権与党の
「拡大戦線」に献金として充てられたそうです。

3. 世界一貧しい大統領の名言が感動する!!

ムヒカ大統領

“私たちは、代表民主制と呼ばれるものを発明しました。これは、多数派の人が決定権を持つ世界だと私たちは言います
ならば、私たち(各国の指導者たち)は、少数派ではなく多数派のような暮らしをすべきだと私には思えるのです”

ごもっともな言葉だと思います。
豪邸に住み、優雅な生活を送る人は少数派です。

“政治の世界では、彼らを分け隔てる必要があります。
お金があまりに好きな人たちには、
政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。
彼らは政治の世界では危険です。(中略)
お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、
富を増やそうとするものです。
しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです”

確かに、政治家のイメージと言えば、
収賄などお金に関係するスキャンダル……
こんな状態では、国民のために幸福を追い求める
国作りは不可能ですよね。

“ネクタイなんて、首を圧迫する無用なボロ切れです」
「私は、消費主義を敵視しています。
現代の超消費主義のおかげで、

私たちは最も肝心なことを忘れてしまい、
人としての能力を、人類の幸福とは
ほとんど関係がないことに無駄使いしているのです”

ムヒカ元大統領は、富の象徴となるものを拒否しています。
ネクタイもそのひとつで、世界が欧米化していると主張し、
欧米文化の象徴であるネクタイの着用を拒否しています。

最後に、この名言を。

“貧乏な人とは少ししか物を持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ”

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

↓こちらも併せてご覧ください↓
【感動】世界一貧しい大統領の感動のスピーチ全文!!

世界一貧しい大統領の逸話をより多くの人に知っていただきたいので、
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